夜更かしざんまい

読んだラノベの感想やオススメ本の紹介。たまにポケカ。

【ラノベ】ミモザの告白

こんにちは、ざんまいと申します。

今回は、「ミモザの告白」を読みましたのでその感想と紹介です。

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その告白が、世界を変える。
とある地方都市に暮らす冴えない高校生・紙木咲馬には、完璧な幼馴染がいた。
槻ノ木汐――咲馬の幼馴染である彼は、イケメンよりも美少年という表現がしっくり来るほど魅力的な容姿をしている。そのうえスポーツ万能、かつ成績は常に学年トップクラス。極めつけには人望があり、特に女子からは絶大な人気を誇っている――。

幼馴染で誰よりも仲がよかった二人は、しかし高校に進学してからは疎遠な関係に。過去のトラウマと汐に対する劣等感から、咲馬はすっかり性格をこじらせていた。

そんな咲馬にも、好きな人ができる。
クラスの愛されキャラ・星原夏希。彼女と小説の話で意気投合した咲馬は、熱い恋心に浮かれた。
しかしその日の夜、咲馬は公園で信じられないものを目にする。

それはセーラー服を着て泣きじゃくる、槻ノ木汐だった。

 引用:ミモザの告白

 

以前このブログで紹介した「夏へのトンネル、さよならの出口」を書かれた八目迷先生の新刊です。八目先生の作品は、どれもいい意味でラノベらしくなく等身大の少年少女を描いているので、普段あまりラノベを読まない方やコメディやファンタジーに飽きた方には特にオススメです。

読了後にタイトルが気になり「ミモザ」の意味について調べてみて、思わず唸ってしまいました。もし仮に、この記事を見て読んでみようと思った方がいるとするならば、一旦タイトルについては置いておいて、読み終わった後に調べてみてほしいです。

これまでは1冊読み切りでしたが、今回は続くのでしょうか。あのまま終わったとしてもいろいろ想像できて、それはそれでいいのですが……。あとがきでは特に続巻について言及がなかったので、新刊情報を注視したいです。

情報

タイトル:ミモザの告白

著者:八目 迷

イラスト:くっか

出版:ガガガ文庫小学館