夜更かしざんまい

読んだラノベの感想やオススメ本の紹介。たまにポケカ。

【ラノベ】夢見る男子は現実主義者

こんにちは、ざんまいと申します。

今回は、「夢見る男子は現実主義者1」を読みましたのでその紹介と感想です。

 

f:id:zanmai77:20210823152237j:plain

同じクラスの美少女・夏川愛華に恋い焦がれる佐城渉は、彼女との両想いを夢見て、めげずにアプローチを続けていた。しかし、ある日突然、夢は醒める。「あんな高嶺の花と俺じゃ釣り合わなくね……?」現実を見て適切な距離を取ろうとする渉の反応に、愛華は呆然。「もしかして、私、嫌われたの……?」勘違いの末、焦り慌てる彼女からは無自覚な好意が見え隠れ!?両片思いのすれ違いに悶絶必至の青春ラブコメ、開幕!

引用:夢見る男子は現実主義者1

 

両片思いのすれ違いを描いたこの作品ならではですが、青春ラブコメとしては珍しく主人公とヒロインの絡みが少ないのが特徴です。しかし、その少ない絡みが話のメリハリを生んでおりどんどん読み進めてしまいました。

基本的には主人公の一人称視点で展開され、心情というか考えていることが綴られていくのですが、テンポ感がとても心地よく全く飽きがきません。たまに入るヒロイン視点の話も同時系列でそのとき何を思っていたのかが補完される形で、一冊で二度楽しめるお得感みたいなものがありました。

生徒会副会長の姉や、風紀委員長など魅力的なキャラも多く、現在は4巻まで刊行されているようなので続きも一気に読みたいと思います。

情報 

タイトル:夢見る男子は現実主義者1

著者:おけまる

イラスト:さばみぞれ

出版:HJ文庫ホビージャパン