【ラノベ】僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、「僕の愛したジークフリーデ」を読みましたので、その紹介と感想です。
かつて魔術師が隆盛を誇り、その後、「反魔素材」の発明で、大きく衰退を見せた世界。残った数少ない「魔術師」である少女・オットーは、旅のさなかにある一人の剣士と出会う。
その者、「光なき」眼帯の女性剣士。
名を『ジークフリーデ・クリューガー』。
両目とも見えぬはずが、一瞬で野盗の群れをなぎ倒すその力に、「新種の魔術」の片鱗を見たオットーは、その力を研究したいという一心で彼女を追う。それが、身も心も《沼》に落とすことになると知らずに……。
混乱の時代に出会った少女二人の、数奇な運命を描く。
引用：僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語
今月2巻が出るということで急いで未読本の山から掘り出してきました。
リーベルヴァイン王国という国が舞台となっているファンタジー作品です。珍しい魔術を探して世界を旅する魔術師の主人公、盲目の元親衛隊長のジークフリーデ、狂ってしまった女王ロザリンデと魅力的なキャラクターがたくさん登場します。ジークフリーデと女王ロザリンデの間に何があって対立することになったのか、何故暴君として振舞っているのかが1巻では明かされていないので今後が気になります。
感想としてはめちゃくちゃ面白くかったので、早く続きが読みたくて仕方がありません。1巻の終わりがとても気になる引きだったので、2巻発売直前まで取っておいてある意味正解だったかもしれないです。もし、気になって読もうと思われている方がいれば是非2巻と合わせて検討してみてください。
情報
タイトル：僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語
著者：松山 剛
イラスト：ファルまろ
【ラノベ】 英国カノジョは“らぶゆー”じゃなくてスキと言いたい
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、「英国カノジョは“らぶゆー”じゃなくてスキと言いたい」を読んだので、その感想と紹介です。
高校生・如月真中は初恋を諦めて以来、恋愛を避けていた。
だが同じアパートに英国の血を引くと噂の同級生、柊ステラがいて――「料理くらいできますよ！ お湯は沸かせます！」
学校でのイメージとまるで違う、一人暮らしが満足にできない（実は英語もできない）ポンコツさを見かねて真中は面倒を見ることに。毎日食卓を囲んだり、寂しがる彼女と一緒に遊んだり……気づけば半同棲状態に!? でも、もう恋はしないから！
「私は諦めません。だってこんなにもス、スキなんですから！」
そんな真中にステラは意を決して迫り!? クソッ、なんだこの可愛い生き物。こんなのドキドキしちゃうだろ！
引用：英国カノジョは“らぶゆー”じゃなくてスキと言いたい
はやりでもあるし個人的に好きなジャンルということで、またも日常恋愛系ラノベです笑。
ヒロインの面倒を主人公が見るということで某なろう系小説とは逆の立ち位置です。
展開が早く作品内の時間では数日で仲が進展していくので、もっとヒロインとの馴れ初めや序盤のもどかしさを楽しみたい人にとっては物足りないかもしれません。また、ヒロインとの絡みはこのジャンルの作品が好きな人にとってはお馴染みの展開ばかりとなっています。
この作品の個性といえば、主人公が初恋の人に対して恋心を抱いている点でしょうか。そして、その初恋の人は1巻では紹介程度で本格的に絡んでくるのは次巻以降なので、それ次第でこの作品の評価が大きく分かれることになりそうです。2巻がいつ頃発売されるかまだ分かりませんが期待したいと思います。
ちなみに、カクヨムにも掲載されていますし、BOOK☆WALKERで試し読みもできますので気になる方はそちらもご参照ください。
情報
タイトル：英国カノジョは“らぶゆー”じゃなくてスキと言いたい
著者：楓原こうた
イラスト：花ヶ田
【ラノベ】夢見る男子は現実主義者
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、「夢見る男子は現実主義者１」を読みましたのでその紹介と感想です。
同じクラスの美少女・夏川愛華に恋い焦がれる佐城渉は、彼女との両想いを夢見て、めげずにアプローチを続けていた。しかし、ある日突然、夢は醒める。「あんな高嶺の花と俺じゃ釣り合わなくね……？」現実を見て適切な距離を取ろうとする渉の反応に、愛華は呆然。「もしかして、私、嫌われたの……？」勘違いの末、焦り慌てる彼女からは無自覚な好意が見え隠れ!?両片思いのすれ違いに悶絶必至の青春ラブコメ、開幕！
引用：夢見る男子は現実主義者１
両片思いのすれ違いを描いたこの作品ならではですが、青春ラブコメとしては珍しく主人公とヒロインの絡みが少ないのが特徴です。しかし、その少ない絡みが話のメリハリを生んでおりどんどん読み進めてしまいました。
基本的には主人公の一人称視点で展開され、心情というか考えていることが綴られていくのですが、テンポ感がとても心地よく全く飽きがきません。たまに入るヒロイン視点の話も同時系列でそのとき何を思っていたのかが補完される形で、一冊で二度楽しめるお得感みたいなものがありました。
生徒会副会長の姉や、風紀委員長など魅力的なキャラも多く、現在は4巻まで刊行されているようなので続きも一気に読みたいと思います。
情報
タイトル：夢見る男子は現実主義者１
著者：おけまる
イラスト：さばみぞれ
【ラノベ】ねえ、もういっそつき合っちゃう？１ 幼馴染の美少女に頼まれて、カモフラ彼氏はじめました
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は「ねえ、もういっそつき合っちゃう？１幼馴染の美少女に頼まれて、カモフラ彼氏はじめました」を読みましたので、その紹介と感想です。
恋人よりも近い幼馴染との偽装カップル……のはずが!?
「恋人のフリなんて簡単!」なはずの幼馴染が互いを意識し始める、ドキドキ満載ラブコメ!!
オタク男子・真園正市と、学校一の美少女・来海十色は腐れ縁の幼馴染。
いつも正市の部屋に入り浸っている十色は彼にとって家族同然でしかないはずだった。
そんなある時、恋愛関係のトラブルに嫌気がさした十色に頼まれ、正市は彼氏役を演じることに。
元々ずっと一緒にいるため、カップルのフリも簡単だと思った二人だが、相性抜群の幼馴染が偽の恋人で終わるはずがなく――
「「――ヤバい、手を繋ぐだけで普通に恥ずかしい……」」
恋人超えの幼馴染による想像以上に刺激的な恋人生活が始まる!!
引用：ねえ、もういっそつき合っちゃう？１ 幼馴染の美少女に頼まれて、カモフラ彼氏はじめました
まず感想を述べるとするならば、「最高でした！」の一言につきます。高校生の日常恋愛系の作品は毎月各レーベルが1冊以上出すほど、最近はトレンドとなっており飽和しているような印象もありますが、その中でもオススメを上げるとすれば間違いなく上位に入ってくるのがこの作品です。幼馴染ヒロインが好きという私の贔屓目がないとは言い切れませんが……。
スクールカースト最上位の幼馴染ヒロインと下位の主人公というよくあるカップリングですが、二人の印象がとてもよく読んでいてストレスを全く感じませんでした。ときどき入るヒロイン視点がとてもいいアクセントになっています。
日常恋愛ものを普段から読んでいる人にとっては真新しい要素は少ないかもしれませんが、このジャンルが好きな人であれば必ず刺さると思います。是非お手に取ってみてください。
ナンバリングされていることからも続刊は出るはずですので、ストーリー完結までぜひ続けてほしいです。打ち切りなるとしてもせめてうまくまとめてほしい……。
情報
タイトル：ねえ、もういっそつき合っちゃう？１ 幼馴染の美少女に頼まれて、カモフラ彼氏はじめました
作者：叶田 キズ
イラスト：塩かずのこ
【ポケカ】蒼空ストリーム 開封
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、蒼空ストリームを1ボックス開封したのでその結果報告です。
これまでの、蒼空の戦績は6ボックス開封してユキメノコUR、ヒガナの決意HR 2枚、スクールボーイSR、チャーレムSR、オーロットSR、ギャラドスSRとなっており、集めているサポートSR、スペシャルアートはスクールボーイ1枚のみという悲しい結果となっています。唯一救いなのが一番の推しポケであるユキメノコのURを自引きできている点ですね。
流石にこれ以上は買いすぎだと思うので、ボックス開封は今回を最後に残りはシングル買いをしようと思っています。
というわけで、今回の開封結果はこちら。
なんと！サナSRを引くことができました！！RRR以下もレックウザセットもしっかりと出ており大満足の結果です。
というわけで、長く辛い戦いだった蒼空開封も大団円となりました。心残りがあるとすればカイリューVが出なかったことですね。実はここまで7ボックス開封してカイリューVが1枚しか出ていないんです。ここまでくると蒼空にカイリューVが本当に収録されているのか疑うレベルです。おとなしくヒガナやSAと一緒にシングル買いしようと思います。
【ポケカ】摩天パーフェクト 開封
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、ポケモンセンターオンラインでの二次当選分の摩天パーフェクトが届いたのでその開封結果報告です。
摩天パーフェクトは発売日に2ボックスとバラで20パックを既に剥いているのですが、ここまでSR以上は、ダストダスV SR、ジュラルドンVMAX HR、スクールガールHRと芳しくありません。RRR以下も、ジュラルドンVMAXが0枚、スイクンVが1枚、ガラル3鳥も1枚ずつ程度と引きがあり得ないほど下振れています。その分、蒼空の引きが良ければ文句もないのですが、そういうわけでもなく……。
前置きはこれくらいにして、今回の開封結果はこちら。
というわけで、散々ですね……。
RRR以下は、ジュラルドンVMAXは今回も出ない。スイクンVもない。ガラル3鳥はフリーザーのみ。SR0枚箱でもスイクンVが出ればこれよりマシだと考えると、これ以上悪い引きって何かあるんですかね。ちなみに、摩天でVMAX1枚箱は2回目です。3箱中2箱がVMAX1枚ってどうなってるんでしょうか。
SR以上枠はオンバーンV SR。SAがめちゃくちゃカッコイイので欲しかったのですが、残念ながら当たらず……。今度シングルで買います。
これまでのポケカ開封の中でも類を見ないほど最悪の開封結果からスタートした開封報告ですが、今後は上がっていくだけとポジティブに捉えたいと思います。
手元に蒼空の未開封ボックスも一つあるので、明日以降こちらでご報告いたします。
【ラノベ】ミモザの告白
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、「ミモザの告白」を読みましたのでその感想と紹介です。
その告白が、世界を変える。
とある地方都市に暮らす冴えない高校生・紙木咲馬には、完璧な幼馴染がいた。
槻ノ木汐――咲馬の幼馴染である彼は、イケメンよりも美少年という表現がしっくり来るほど魅力的な容姿をしている。そのうえスポーツ万能、かつ成績は常に学年トップクラス。極めつけには人望があり、特に女子からは絶大な人気を誇っている――。幼馴染で誰よりも仲がよかった二人は、しかし高校に進学してからは疎遠な関係に。過去のトラウマと汐に対する劣等感から、咲馬はすっかり性格をこじらせていた。
そんな咲馬にも、好きな人ができる。
クラスの愛されキャラ・星原夏希。彼女と小説の話で意気投合した咲馬は、熱い恋心に浮かれた。
しかしその日の夜、咲馬は公園で信じられないものを目にする。それはセーラー服を着て泣きじゃくる、槻ノ木汐だった。
引用：ミモザの告白
以前このブログで紹介した「夏へのトンネル、さよならの出口」を書かれた八目迷先生の新刊です。八目先生の作品は、どれもいい意味でラノベらしくなく等身大の少年少女を描いているので、普段あまりラノベを読まない方やコメディやファンタジーに飽きた方には特にオススメです。
読了後にタイトルが気になり「ミモザ」の意味について調べてみて、思わず唸ってしまいました。もし仮に、この記事を見て読んでみようと思った方がいるとするならば、一旦タイトルについては置いておいて、読み終わった後に調べてみてほしいです。
これまでは1冊読み切りでしたが、今回は続くのでしょうか。あのまま終わったとしてもいろいろ想像できて、それはそれでいいのですが……。あとがきでは特に続巻について言及がなかったので、新刊情報を注視したいです。
情報
タイトル：ミモザの告白
著者：八目 迷
イラスト：くっか
