【ポケカ】VMAXクライマックス 収録カード予想 雷タイプ編
こんにちは、ざんまいと申します。
VMAXクライマックスに収録されるカードについて現時点までに発表されているカードのおさらいと未発表部分の考察です。4回目となる今回は雷タイプポケモンに焦点を当てていきたいと思います。草、炎、水タイプについては以前の記事を是非ご覧ください。
現時点で判明している雷タイプのカードはこちら。
太字は確定で分かっているもの、細字は進化前として恐らく収録されるものです。モルペコVUNIONが結構占めていますね。また、モココのすぐ後の番号がゼクロムになっていることからデンリュウが収録されないことが確定しています。それでは候補のカードを見ていきましょう。
ピカチュウとメリープの間ということでカントーからビリリダマ、マルマインです。エネエネはつでんのマルマインもいますが、あちらは去年のプレミアムトレーナーズボックスにすでに収録されているため、いちげきの方を選択しました。どちらにせよビリリダマ、マルマインが収録されるのはほぼ確定ではないでしょうか。
続いてサンダーです。こちらはモココが登場した際に、非Vのアタッカーとして注目されました。既に発表されているゼクロムと合わせて、エレキツールボックスのようなデッキも面白いかもしれません。ベンチバリアのミュウがいなくなったDレギュ以降の環境ではスナイプサンダーの通りも良くなりますので強力です。同時にデデンネもいなくなりますので、160ダメージにどこまで価値があるかわかりませんが……。
サンダースについては、サンダーが収録されるならほぼ確定になると思います。特性じんらいのめざめは相手のジメレオンやインテレオンのうらこうさくを止められるなど、活躍する場面は限定的ですが強力なものとなっています。現時点でメモリーカプセルは発表されていませんが、望遠スコープのあとの147が空いているので合わせて収録される可能性も考えられます。
続いて54, 55の候補としてカプ・コケコです。リセットスタンプが無くなることのダメージは大きいですが、マリィで相手の手札を減らしてからダイショックでロックする動きが決まればそのままゲームの勝ちも見えてくる強力なコンボです。今はまだ雷をサポートするグッズやサポートは少ないので、今後の強化に期待です。
その他、可能性としては僅かかもしれませんが、49, 50の候補としてチョンチー、ランターン、54, 55の候補としてワンパチ、パルスワンがあります。この中ではワンパチのボールさがしが非常に面白い特性となっています。剣盾のポケモンでもあるので期待したいところではありますが、雷タイプはCHRの枠がもう残っていないため、収録されたとしても例えばソニアとのイラストなどは残念ながら見ることはできません。
以上、現時点で判明している雷タイプのVMAXクライマックス収録カードのおさらいと残り未発表カードの考察でした。今後も発表されしだい追記していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【ポケカ】VMAXクライマックス 収録カード予想 水タイプ編
こんにちは、ざんまいと申します。
VMAXクライマックスに収録されるカードについて現時点までに発表されているカードのおさらいと未発表部分の考察です。3回目となる今回は水タイプポケモンに焦点を当てていきたいと思います。草タイプと炎タイプについては以前の記事を是非ご覧ください。
現時点で判明している水タイプのカードはこちら。
草や炎と比べ現時点で既に多くのカードが発表されています。それでは早速候補のカードを見ていきましょう。
まずは、キングドラです。テッポウオの前に入る可能性がありそうなカードとして選びました。これのCHRとしてイブキとのイラストが実装されないかという個人的な期待も含んでいます。アクアバーストは青天井系の技ということでどんなポケモンも一撃で倒せる可能性のある非常に強力なカードです。進化前のタッツーにはカメックスデッキにのみ収録されている逃げ0のものもいますので、もしここでパック収録されれば嬉しいプレイヤーも多いのではないでしょうか。
続いてもテッポウオより前に入る可能性があるカードということでラプラスです。CHRがキャラクターとのカップリングをテーマにしているのなら、候補に入るかなぁといった感じです。マチスの作戦がレギュ落ちで使えなくなってしまう以上、2枚メロンを持ってきたところでどう使うのかという問題がありますので、対戦需要としてはほとんどないと言っていいと思います。
続いて、32, 33の候補としてヒンバス、ミロカロスです。草、炎の記事をご覧になった方はお察しの通りかと思いますが、選んだ理由はれんげきだからです!相手のマリィの効果を受けなくなるということで一時期話題になりましたが、最近発表された新カードの中にもこのカードがメタとして非常に有効なカードがあります。それは、アセロラの予感です。公式の裁定が出ていないので確かなことは言えませんが、恐らくミロカロスが場にいると相手はアセロラの予感を使用することができなくなるものと思います。
32, 33の候補については、対抗馬となるカードがほとんど見つかりませんでした。一応みんなでころがるを持っているマリルとその進化系であるマリルリがいますが、ちょっと弱いかなと……。もし候補が思いついた方は是非コメントで教えてください。
39,40の候補はとても悩みましたがカジリガメです。シャイニースターでも収録されていたカジリガメはVMAXも存在しており、何回収録されるのかとうんざりしている方もいるかもしれません。私自身さすがにもうカジリガメはないと思っていたのですが、テキストを読んだ瞬間これしかないと思いました。皆さんもルリナのCHR見たいですよね!私は剣盾のジムリーダーの中で一番ルリn(自嘲)。
最後に42の候補として、非Vのれんげきウーラオスです。図鑑No.的にコオリッポより後の水ポケモンとなると候補がウーラオスしかいませんでした。一応新カードとして非Vのはくばバドレックスやブリザポスが登場する可能性もありますが、そのときはお手上げです。ブリザポス単体でのカード化がされていない以上、ここで収録される可能性はあるかもしれませんね。
以上、現時点で判明している水タイプのVMAXクライマックス収録カードのおさらいと残り未発表カードの考察でした。今回はCHRも含めての予想でしたがいかがでしたか。今後も発表されしだい追記していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(11/19 追記)
雷タイプの記事でサンダースを紹介したところで、シャワーズの存在をはたと思い出しました。現状炎タイプで強力な汎用性の高い特性を持ったポケモンはいないため、活躍の場面は少ないですが、今後のVSTARパワー次第では使われることもあるかもしれません。
ミロカロスの対抗馬としてポワルンの存在を忘れていました。レギュ落ち直後は種類も減って使いづらさがあるかもしれませんが、エネルギーがなくても技が使えるというのは非常に面白い特性です。他の2枚と合わせて収録される可能性があるかもしれません。
【ポケカ】VMAXクライマックス 収録カード予想 炎タイプ編
こんにちは、ざんまいと申します。
昨日に引き続きVMAXクライマックス収録カード予想をやっていきたいと思います。
現時点で判明している炎タイプのカードはこちら。
下の方がスカスカですね。31がオクタンと発表されておりますので、その前の30をテッポウオと仮定し29までとしました。なお、太字は発表済みカード、細字はその進化前後のカードです。さすがに、リザードンだけや、バシャーモVだけの収録ということはないでしょう。
まずは、リザードンとバシャーモVの間である18から予想したいと思います。
1枚しか入らないということで候補がかなり絞られ、ほぼエンテイ一択だと考えています。草タイプ編でも書きましたが、やはり今回の目玉は一撃連撃だと思うので、おあつらえ向きです。図鑑No.的にも進化しない炎ポケモンで該当するのはエンテイくらいしか見当たらないため可能性としては相当高いのではないでしょうか。
個人的にはキュウコンが好きなので、きゅうびのうらみちが収録されないことが確定ししまったのは少し悲しいです。
さて、炎タイプ編はここからが難しいところになります。21~29まであまりに情報が少ないです。それ中でも候補をいくつか持ってきました。
まずは、ビクティニです。ビクティニはプリズムスターの頃から強力なカードが多い印象ですね。溶接工がいなくなってもダブルターボエネルギーやマグマの滝壺の登場により、後攻1ターン目からでもビクトリーダイブを使えます。技に必要なエネルギーが無色2つということで、コントロール系のデッキに入る可能性もあるかもしれません。
続いてビクティニV、ビクティニVMAXです。はくばバドレックスの台頭により今でこそ姿をあまり見ませんが、2エネで220ダメージというのは破格の性能です。Cレギュが落ちてV環境になることを考慮すれば、再び大会などの協議シーンで目にする機会もあるかもしれません。進化前のビクティニVにはスターターデッキのものがありますが、レギュレーションマークDということもあり、ここでの収録は期待しない方がよいかもしれません。
続いて、BWの御三家からエンブオーです。特性とうこんのかまえはいちげきポケモンの火力を上げてくれます。2進化なので使いづらさはありますが、いちげきエネルギーと合わせて大ダメージを狙えます。
続いてはエンニュートです。昨日草タイプ編でウツドンを挙げましたので、合わせての収録予想です。まあ、今組むならフュージョンアーツ収録のバタフリーと組み合わせることになりそうですが……。三神がいなくなることにより今まで鳴りを潜めていた非エクのカードたちが活躍する機会が訪れると考えています。トリプル加速エネルギーがなくなってもダブルターボエネルギーを使うことで毒火傷ダメージ込みで280ダメージとVSTARラインには十分届く打点です。前述のバタフリーの登場から公式はこのデッキタイプを押していると見えなくもないので、収録の可能性は高いのではないでしょうか。
続いては、エースバーンです。やはり剣盾シリーズのパックである以上候補から外すことはできません。インテレオンラインの収録が決定していることもあり、御三家の収録があっても全くおかしくありません。個人的にはリベロエースバーンのデッキに注目しており、あくの塔を利用してドローを回せるため進化元としていちげきのヒバニー、ラビフットを採用する価値はあります。また、エースバーンについても特性かじばのパワーによって、条件次第では300ダメージ出すことも可能でリベロエースバーンデッキに1枚だけフィニッシャーとして採用が考えられる強力なカードです。
最後は、マルヤクデです。こちらも剣盾出身ということで、カード化が非常に多いポケモンです。炎タイプにはいちげきポケモンが多いですが、貴重なれんげき枠になります。……理由は以上です。
炎タイプのCHRについては発表されているカードが1枚もありませんが、ダンデとリザードンは流石にあると予想しています。でなければカードのイラストから人気キャラであるダンデを省いた理由がありません。CSRは枠が非常に多く収録カード以外から選ばれる可能性が高いこともあり、ここでは割愛いたします。
以上、現時点で判明している炎タイプのVMAXクライマックス収録カードのおさらいと残り未発表カードの考察でした。今後も発表されしだい追記していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
(11/19 追記)
入るとすれば21になるであろうポワルンです。記事の投稿後に他の方の予想を見てなるほどと思いました。他の3枚と合わせて収録される可能性もあるかもしれません。
【ポケカ】VMAXクライマックス 収録カード予想 草タイプ編
こんにちは、ざんまいと申します。
VMAXクライマックスのカードリスト公開も近づいてきており、徐々に収録カードも明らかになってきました。しかし、収録枚数が多いこともありまだまだ判明していない部分も多くあります。
ここでは、現時点までに判明しているカードのおさらいと収録カード予想をしていきたいと思います。1回目は草タイプ編です。
まずは現在までに判明している草タイプのカードです。
原則として、ポケモンカードのカードナンバーは全国図鑑順となっています。この点を踏まえると17がリザードンであることから恐らく進化前のヒトカゲ、リザードの収録が予想されるため、14までが草タイプになるものと思われます。そのうち現時点で分かっているカードは僅か3枚です。
まずは、1~3のカードについて考察していきます。コロトック以前の図鑑No.で2進化で仰天のボルテッカー以降のカードとなったときに採用されそうなカードはこちら。
まずはワタッコです。仰天のボルテッカー以降とはいえやはりEマークの象徴といえば一撃連撃でしょう。となれば、れんげきのワタッコは筆頭候補になると思います。特性わたげれんだに弱いことは一切書いていないため、今後活躍する機会もあるかもしれません。
そして、2枚目はウツドンです。特性きけんなねんえきはバタフリーには及ばないもののエンニュートとの組み合わせは非常に強力です。進化後のウツボットまで含めて3枚収録される可能性はあるのではないでしょうか。ちなみにバタフリーについては図鑑No.的には候補になりますが、収録パックがフュージョンアーツということでVMAXクライマックスへの収録は恐らくないでしょう。
7~14の候補については幅が広すぎて全く予想できませんが、候補をいくつかご紹介したいと思います。
まずは、ユキノオーです。ワタッコのところでも書きましたがやはり一撃連撃は目玉と言えるため候補になると思います。重複しないとはいえHP50アップはやはり強力です。
続いて、イーブイヒーローズからリーフィアVとリーフィアVMAXです。ブイズのVで収録されるとすればVMAXがパック収録されていたリーフィアとブラッキーの2種類は真っ先に候補に上がるでしょう。特性りょくかさいぼうは基本草エネルギーを使うデッキならどれにでも入る可能性があります。進化後のくさむすびもガラルこうざんとの組み合わせが強力で、環境上位ではありませんが大会でも度々名前を目にするカードであるため、収録は十分に考えられます。
続いてれんげきのゴリランダーです。シャイニースターではボルテージビートのゴリランダーが収録されましたが、今回はれんげきでの収録が考えられます。剣盾は最新世代ということもあり優遇される傾向にあるので無視することはできません。ユキノオー同様、単にれんげきだからという点以外候補に選んだ深い理由はないんですけどね……。
続いてワタシラガです。こちらも剣盾のポケモンということで度々パックに収録されるカードではありますが、特性わたはこびが強力なため収録されるのではないかと見ています。懸念事項があるとすれば、イラストが他のカードど繋がる特殊なものである点です。収録されるとすれば新規イラストになると予想されますが、チェリムと同時に発表されなかったことが気がかりです。進化前のヒメンカもたくさん種類がありますが、なかまをよぶ以上に強いヒメンカもいないためここでは割愛いたします。再々録の可能性はザマゼンタVの例があるため0ではないと思いますが低いと思います。
最後にザルードです。選出理由は単純で、昨年の映画で活躍した最新のポケモンだからです!進化しないポケモンから1匹選びたかったこととR枠ということで候補にしました。シャイニースターVのカードリストを見ると各タイプにR枠は2~5枚程度存在するので入る可能性はあるのではないでしょうか。
その他、CHRが判明しているアップリューが候補になります。しかし、CHR発表時に収録についての言及がなかった点を踏まえると、CHRのみの収録という可能性もあると考えています。
以上、現時点で判明しているVMAXクライマックス収録カードのおさらいと残り未発表カードの考察でした。今後は発表されしだい追記していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
【ラノベ】僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、以前取り上げました「僕の愛したジークフリーデ」の2巻を読みましたので、その感想と紹介です。
「光なき」剣士・ジークフリーデは、国に、その王女に忠を尽くした「騎士」であった。暴君と化し、民を無意味に処刑するかつての主・女王ロザリンデの凶行を止めるため、対峙したジークフリーデ。
しかし、その結末は無慈悲だった。
助命の嘆願は、彼女の両腕と引き換えに叶えられた。
責任を感じる旅の魔術師・オットーはジークフリーデの治療と、リハビリに努める。その中で、二人は互いの過去を知り絆を深めていく。
だが、冷酷に時が過ぎ、再びロザリンデによる犠牲が生まれようとするとき、二人は――。
乱世に生きる少女たちの物語、第2幕。
引用:僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語
前巻のラストが非常に気になる展開で終わってしまい、2巻を読むのがとても楽しみだったのですが、その期待を裏切らない素晴らしい内容でした。これまでの主要登場人物すべてに繋がりがあり、話が進むにつれ点と点が結ばれ線になっていくのが読んでいて何よりも面白かったです。オットーとジークの関係も2巻では親密なものとなり、お互いを信頼しあって戦うシーンは感慨深いものがありました。
あとがきによるとこの巻で一区切りとのことなので、これ以上は続かないようです。松山先生の作品はデビュー作の「雨の日のアイリス」をはじめ、短い巻数でまとまっているものが多いため、手に取りやすいのでオススメです。
情報
タイトル:僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語
著者:松山 剛
イラスト:ファルマろ
【ラノベ】精霊幻想記
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、アニメ放送も終了したばかりの「精霊幻想記」について、現在発売している原作20巻まで読みましたので、その感想と紹介です。
スラム街で生きる孤児の少年リオ。彼は七歳の時に突然、自分がかつて日本の大学生【天川春人】であったことを思い出し、剣と魔法の異世界に転生していたのだと気づく。動揺する中、リオは記憶と同時に認識した自身の強大な魔力を行使し、少女誘拐事件の解決に貢献。その功績が評価され、彼は貴族の子どもが集う名門学院に特例で入学することに!?
引用:精霊幻想記 1.偽りの王国
なろうの異世界転生ものですが、現在はWeb版を読むことはできません。書籍版はHJ文庫より2021年9月時点で20巻まで発売されています。アニメでは、1巻から5巻まで描かれていますが、4巻と5巻の時系列を入れ替えて放映したため実質4冊分の内容となっています。
精霊幻想記の魅力は、主人公を取り巻くヒロインたちとの人間関係にあると思います。貴族的なしがらみの強い学院生活の中で唯一の理解者として接してくれたセシル先生や、日本から同じく転生し幼少の頃より過酷な環境で育った義妹ラティーファなど、魅力的なキャラクターが数多く登場します。巻を追うごとに人数が増えていきハーレムの様相を呈しているのはご愛敬ですが笑。それを含めて精霊幻想記の大きな魅力と言えます。
個人的にファンタジー作品に日本人名が登場することがあまり好きではないので、勇者たちが登場した際は少々残念に感じました。しかし、勇者召喚と主人公の転生の違いこそにこの作品の核心が存在するものと思いますので、今後も新刊の発売を楽しみに追いかけていきたいです。
情報
タイトル:精霊幻想記
著者:北山 結莉
イラスト:Riv
【ラノベ】声優ラジオのウラオモテ
こんにちは、ざんまいと申します。
今回は、「声優ラジオのウラオモテ」を読みましたので、その感想と紹介です。
第26回電撃小説大賞選考会において、選考委員満場一致で2年ぶりの《大賞》を受賞!
電撃文庫が今とどけたい、青春声優エンタテインメント!「夕陽と~」「やすみの! せーのっ!」 「「コーコーセーラジオ~!」」
偶然にも同じ高校に通う仲良し声優コンビが教室の空気をそのままお届けしちゃう、ほんわかラジオ番組がスタート!
でもパーソナリティふたりの素顔は、アイドル声優とは真逆も真逆、相性最悪なギャル×根暗地味子で!?
「……何その眩しさ。本当びっくりするぐらい普段とキャラ違うな『夕暮夕陽』、いつもの根暗はどうしたよ?」
「……あなたこそ、その頭わるそうな見た目で『歌種やすみ』の可愛い声を出すのはやめてほしいわ」
オモテは仲良し、ウラでは修羅場、収録が終われば罵倒の嵐!こんなやつとコンビなんて絶対無理、でもオンエアは待ってくれない…!
プロ根性で世界をダマせ! バレたら終わりの青春声優エンタテインメント、NOW ON AIR!!
引用:声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?
一昨年の電撃小説大賞の大賞作品です。ここ数年受賞作品だからという理由で買うことはなかったのですが、ブログを始めた影響もあり受賞作品は読んでみようということで手に取りました。
この作品の最大の魅力はテンポ感の良さです。明確な章立てが存在しないことで話の流れが途切れません。話の転換となる場面では主人公である女子高生声優二人によるラジオパートが挟まりますが、それがまた次の話の中身に触れるものであるため止め時が見つからず気が付いたら読み終えてしまっていました。ちなみに私は1巻読了後急いで最新刊である5巻までを買いに走り、全部読んでしまいました。
メインが女子高生二人ということで、百合小説としてもある意味楽しめると個人的には思っています。甘い雰囲気になるシーンなんて全くありませんけどね笑。
情報
タイトル:声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?
著者:二月 公
イラスト:さばみぞれ